複合機、コピー機を導入する方法として、「リース」と「レンタル」と「購入」の3パターンの方法がありますが、「リース契約」と「レンタル契約」ではどちらがリーズナブルに利用できるのでしょうか?
それぞれ特徴やメリット・デメリットを、7つの基準に照らしながら解説していきたいと思います。
1. 契約期間の違い
複合機、コピー機の契約種別でリース契約かレンタル契約、どちらかを選ぶときに一番ポイントとなるのは、契約期間の長さです。
レンタル契約の場合、短い期間から契約することが可能なので、少しの期間だけ複合機、コピー機を使用したいという人にとってオススメです。
たとえば「数日間だけ利用したい」という場合も契約することができます。
いつでも途中で解約することもできます。
ただし、契約期間が短いほど利用料金が高額になったり、違約金が発生する場合もあるので注意が必要です。
リース契約の場合は、契約期間は基本的に5~7年以上と長く、レンタル契約と違って途中で解約することはできません。
もし契約期間の途中で解約をするなら、残りのリース料金(残リース金額)をすべて支払う必要があります。
そのため、リースで契約する場合は、契約期間が終わるまで使い続ける見込みがあるかどうか、十分に検討することが重要です。
数日~数ヶ月しか使用しない場合はレンタル契約、数年使う場合はリース契約を選びましょう。
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2. 初期費用の有無
複合機、コピー機をリース契約で導入する場合は、初期費用がかかりません。
なので、初期費用を少しでも抑えたい人にとっては大きなメリットとなります。
反対に、レンタル契約で導入する場合は複合機、コピー機の搬入設置費用として初期費用がかかります。
※リース契約の場合でも複合機、コピー機の搬入設置費用で料金は発生しますが、単純に導入に発生する合計費用を5~7年でリースを組むので初期費用が掛からないというイメージです。(勘違いしている人が多いので注意!!)
3. 新品か中古品か
レンタル契約の場合、使用できる複合機、コピー機はレンタル会社が保有している中古品が一般的です。
また、最新機種や希望の機種、メーカーを選ぶことはできないため、機能面・性能面ではリースに比べて劣ってしまう可能性があります。
反対に、リース契約の場合は新品のみが対象なので、最新機種や希望の機種、メーカーを選ぶことができ、新しい機能が備わっていたり、使いやすくなっていたりします。
リース契約とレンタル契約では、使用できる複合機、コピー機に大きな差があるので、使用頻度や使いたい機能なども考慮に入れて、判断することが大事です。
4. 審査の有無
レンタル契約の場合、審査は必要ないので、気軽に導入することができます。
これから新しくビジネスを始める人や、長期間の契約をすることに不安がある人には、まずはレンタル契約から初めてみることをオススメします。
また、サービス元によっては個人事業主でもレンタル契約ができるので気軽に複合機、コピー機を導入する事ができます。
しかし、リース契約の場合は、各リース会社による審査を通過する必要があります。
長期間(5~7年)で高額な支払いとなるため、リース会社にとって審査は重要となってきます。
審査基準はリース会社によってさまざまなので、会社の状況によっては審査に通らない可能性があるので注意が必要です。
また、基本的には会社の代表取締役が連帯保証人になる必要があるのでリース契約書を良く読んでから契約まで進めていきましょう。
5. 契約者の違い
レンタル契約の場合、契約者は個人・法人どちらとも対象になりますので気軽に複合機、コピー機を導入する事ができます。
リース契約の場合は契約対象が法人のみとなっており、連帯保証人を付ける必要があります。
6. 月額料金の違い
リース契約の場合、契約期間が長いため、毎月支払うリース料金は低く設定されています。
契約内容や使用する機種によってもバラバラですが、だいたい月々10,000円~20,000円くらいが相場になっています。
また、リースを組む期間によって月々の支払が変わるので、リース契約を何年で組むか(5~7年)は重要なポイントになります。
反対に、レンタル契約の場合、契約期間は短いので、リースと比べると月々のレンタル料金は割高になります。契約期間が短いほど高くなる傾向があります。
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7. 契約期間終了後の違い
複合機、コピー機の契約期間終了後は、リース・レンタルどちらの場合も返却しなければいけません。(所有権はリース会社、サービス元になるため)
しかし、引き続き使用したい場合は、リース契約の場合は再度リース契約を結び、再リースを組むことができます。
また、レンタル契約の場合は契約を延長することで継続利用が可能になります。
「リース契約」と「レンタル契約」では、このようにそれぞれ異なる特徴もありますが、所有権がないという部分は共通しています。
所有権がないというのは、コピー機の所有権はリース会社やレンタル会社にあり、利用者にないということです。
利用者の資産ではないので、減価償却や固定資産税などの支払いや手続きが必要ないところは共通しています。
まとめ
「リース契約」「レンタル契約」それぞれメリット・デメリットをまとめてみると、
▷▷リース契約のメリット
・最新機種を新品で導入できる
・初期費用がかからない
・月々の支払額がレンタルに比べると安い
▷▷リース契約のデメリット
・途中で解約ができない
・審査が必要
・連帯保証人をたてる必要がある
▶︎▶︎レンタル契約のメリット
・短い期間から契約ができる
・審査が必要ない
・途中で解約できる
・個人でも契約ができる
▶︎▶︎レ︎レンタルのデメリット
・中古品で機能・性能が劣る
・初期費用がかかる
・月々の支払額がリースに比べると高い
では、「リース契約」と「レンタル契約」どちらを利用すべきなのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを比較して解説してきましたが、見極めるポイントとしては、ズバリ「契約期間の長さ」でしょう。
レンタル契約はほとんどの業者が1年以上の契約期間を設けております。レンタル契約は解約ができる為、
契約期間が1年未満であれば「レンタル契約」を、1年以上であれば「レンタル契約」を選ぶことをオススメします。
複合機、コピー機は高額な買い物になるため、契約は慎重に考えて進めていきましょう。