仕事するうえで欠かせない事務機器のひとつとして複合機、コピー機が挙げられます。
複合機、コピー機を導入する際、【リース契約】【レンタル契約】【買取り】の大きく分けて3つの導入方法がございます。
また、複合機、コピー機には様々なメーカーが存在し、卓上タイプや自立タイプ、インクジェットやレーザーなど選ぶ項目は沢山あります。
今回はインクカートリッジやトナーカートリッジなどの消耗品の印字可能枚数について説明したいと思います。
印字可能枚数とは各コピー機メーカーの消耗品ページに記載されており、印字可能枚数1,500枚や12,000枚など様々ございます!
掘り下げて考えると、この印字可能枚数は何を基準に記載しているのか、疑問に思う方も少なくないと思います。
印字可能枚数を調べると
各コピー機メーカーの消耗品の印字可能枚数を調べてみると、下記のような文言が記載されております。
~富士ゼロックス~
【印字内容、用紙のサイズ、種類、使用環境などによって異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。】
~リコー~
【使用状況や環境によって印刷できる枚数が異なるため、目安の値となります。】
富士ゼロックスもリコーも印字可能枚数は【目安】として考えてと記載されていました。
その目安の基準とはどういうものなのでしょうか?
印字可能枚数の基準
印刷可能枚数の算出方法は国際標準規格(ISO)およびJIS規格(日本工業規格)で規定された印字試験の結果に基づいて算出しております。
モノクロ印刷の場合は【JIS X 6931(ISO/IEC 19752】という規格があり、
カラー印刷の場合は【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)】という規格が使われています!
簡単にお伝えすると複合機、コピー機で印刷する際、印刷する資料によって色を使う量は変わると思います。
例えば、写真のようにフルカラーベタ塗印刷であったり、文章のみのモノクロ印刷であったりと、、、
同じ消耗品でも印刷する資料によって印字可能枚数が異なりますが、そうなってしまうと各メーカーの消耗品の印字可能枚数の比較ができないので
【国際標準規格】【JIS規格】という規格を定め、その印字実験に基づいて印字可能枚数を算出しております。
印字可能枚数の算出方法
では、具体的にどのくらい色を使った場合の印字可能枚数か気になるところですよね。
・カラー印刷【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)】に基づくパターン図
・モノクロ印刷【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)】に基づくパターン図
両規格の詳細はJISC(日本工業標準調査会)のWEBサイトで確認できます。
印字可能枚数は上記のデータを印刷した時の枚数となります。
簡単な指標としては〈A4用紙で印字密度5%を片面印刷した場合〉が各メーカーで記載している印字可能枚数となります。
まとめ
今回は複合機、コピー機の印字可能枚数について説明しましたが参考になりましたでしょうか?
複合機、コピー機の印字可能枚数は国際標準規格(ISO)およびJIS規格(日本工業規格)で規定された
【JIS X 6931(ISO/IEC 19752】や【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)】の規格をもとに定められております。
規定は細かく設定されておりますが、大まかにいうと【A4用紙で印字密度5%を片面印刷した場合】の枚数となります。
考えるポイントとしてA4用紙に5%色を使った場合の印字枚数なので、写真印刷ように色を大量に使う場合は
記載されている可能印字枚数より少ない枚数でインクやトナーは無くなってしまいます!
逆に文章などの印刷が主体で多少の赤文字が入る程度の印刷物などは印字可能枚数より多く印刷することができます。
家電量販店でプリンターを購入し、消耗品を都度購入して使用している方も多いかと思いますが、印字可能枚数には落とし穴があるので注意が必要です。
また複合機、コピー機のビジネスモデルは消耗品による利益が大半になるので消耗品の料金は馬鹿にならないです。
複合機、コピー機の印字可能枚数の事をしっかり内容を理解して購入することをおすすめします!
お安いレンタルをお考えの方はこちら(業界でもびっくりな価格表)
リースをお考えの方はこちら(メーカーに我々が直接値引き交渉ができるので安い)
補足
弊社の大型コピー機レンタル【ZEROコピ】サービスでは大きく2つのプランで構成されております。
★zerocopy standard★ 月額9,800円
月額9,800円の中にモノクロ2,500枚、カラー500枚の印刷が可能です。
月間印刷枚数を超えた場合はモノクロ1.5円、カラー15円の超過請求
★zerocopy neo★ 月額4,980円 〈一番人気プラン〉
トナーカートリッジを必要に応じて購入していただくプランです。
トナーカートリッジ 8,000円/本
※印字可能枚数
モノクロ12,000枚、カラー9,000枚
トナーカートリッジ8,000円/本から印字可能枚数を計算すると
モノクロ印刷0.7円/枚
カラー印刷3.5円/枚となります。
zerocopy neoプランの人気の理由を分かっていただけると思います!
ただ、今までお伝えした通り印字可能枚数は【A4用紙で印字密度5%を片面印刷した場合】の枚数になるので、
印字密度が多い資料を印刷する場合はモノクロ12,000枚、カラー9,000枚より下回る場合があります。
また、印字密度が多い資料が大半の場合はzerocopy standardプランの方がお得に利用できることもあります。
複合機、コピー機を導入する場合、考えるポイントが多くあると思いますのでまずはお問合せいただけると幸いです。
お客様に一番見合ったプランをご提案させていただきます♪