オフィスに設置できる複合機、コピー機は、デスクに置ける小型から背が高い大型まで、大小さまざまなサイズがあります。
選択肢が多いので、自社にどれを設置すべきか悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
複合機、コピー機はオフィスや従業員の規模によってふさわしいサイズが異なります。
そこで今回は、複合機、コピー機の代表的なサイズやオフィスの規模別のおすすめサイズなどについて紹介します。
複合機、コピー機の代表的なサイズは?
メーカーが扱っている複合機、コピー機のサイズは、A3サイズとA4サイズの複合機が一般的です。
これは「最大印刷サイズがA3もしくはA4」という意味を表すので、たとえばB5サイズやハガキサイズなど、小型サイズの印刷に対応している場合も多いです。
最近では各メーカーともA3複合機の販売が主流で、A4複合機は1~2種類だけ取り扱っているメーカーもめずらしくありません。
A3複合機はある程度高さがあり、床に直接置いて使用するタイプで、A4複合機はデスクの上など場所を選ばずに置けるモデルが多いです。
⇒オフィスを圧迫しないコピー機・複合機のサイズとその基準とは?
複合機、コピー機のサイズはオフィスに合わせて選ぶ!
処理性能や機能も大切な要素のひとつではありますが、「オフィスに配置して使いやすい複合機かどうか?」は何よりも重要なポイントです。
どんなに機能が充実した複合機、コピー機を設置しても、従業員が使わなくなってしまうのでは意味がありません。
オフィスの邪魔にならず、どの従業員も使いやすい位置に置ける複合機、コピー機を選ぶように心掛けましょう。
印刷速度や機能について考えるのは、それからでも遅くはありません。
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規模別の複合機、コピー機のおすすめサイズを紹介
ここではオフィスの規模別に、おすすめの複合機、コピー機のサイズを紹介します。
・個人事務所や店舗
個人で使用する場合や、店舗などで利用する場合は、場所を取りにくいA4サイズの小型複合機がおすすめです。
棚の上やデスクにも置けるタイプの製品もあるので、省スペースを重視すると良いでしょう。
ただし、事業を拡大していく予定がある場合は買い替えが必要になる可能性が高いという点には注意が必要です。
印刷機能にコピーとスキャン、FAXなど、機能は最低限のモデルが多いので、機能性を重視する人には少し物足りなく感じられるかもしれません。
・~30名程度の一般的なオフィス
数名で使うには機能不足だと感じたら、50~100kg程度で独立するA3サイズの複合機、コピー機を導入すると良いでしょう。
オフィスにある程度社員がいる企業は、利便性を重視してA3サイズに対応している複合機、コピー機を選ぶ傾向にあります。
床面に接して独立するタイプの高さがある複合機、コピー機はA4サイズのコンパクトな複合機に比べると機能も豊富で、
ネットワークも標準装備のモデルが多いです。よほど頻繁に印刷し続けたり、大量の資料作りをしたりして印刷速度を重視するのでなければ、十分必要な機能を網羅しています。
・30名以上の広めのオフィス
広めのワンフロアにある程度の従業員がいる場合は、A3タイプの中でも給紙トレイが充実していて印刷速度も高速な100kg~のハイグレードモデルを選ぶのがおすすめです。
大量印刷が日常になっていると、頻繁な給紙はわずらわしい作業のひとつです。あらかじめ大量にトレイに紙をストックしておける複合機、コピー機は時間短縮にもつながります。
セキュリティ周りが充実しており、メーカーによってはクラウドと連携して、より安全性を高めたネットワークを構築するなどの便利なオプションが用意されているものもあります。業務上解像度の高い印刷が必要な場合もこのラインのモデルを検討すると良いでしょう。
ただし、オフィスが東西に長い形をしているなど、間取りによっては50~100kg 程度のモデルを2台以上設置したほうが便利なケースもあるので、状況に応じて選ぶことが大切です。
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そのほかに注目すべき複合機、コピー機のポイントは?
サイズから適切な複合機、コピー機を選ぶ方法について解説してきましたが、そのほかにも注目しておきたい部分がいくつかあります。
・重さ
個人や数名で利用するなら、取り回しが良い軽めの機器を選ぶのも方法のひとつです。オフィス内を頻繁に移動させる予定がある場合などは、重いと移動に苦労します。
・機能
機能に注目して選ぶのも良いでしょう。業種や業態によってもあると便利な機能は異なるので、自社にとって何が必要か事前に検討してみましょう。
メーカーによって機能面は多少なりと違いがあるので予め確認しておきましょう。
・印刷速度
ある程度高速な処理を求めるのか、それほど速度は重視しない代わりに
価格が安い複合機、コピー機を使いたいのか、どちらかに絞るのがおすすめです。
基本的に、印刷速度は複合機の性能に直結するので、値段に反映されやすい部分です。
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まとめ
ここまで、代表的な複合機、コピー機のサイズや規模別のおすすめサイズなどについて紹介してきました。
オフィスの間取りや従業員の使用頻度などを事前に調査してから、利用する複合機を選ぶことをおすすめします。
成長中の規模で今後オフィスを移転したり、従業員が増えたりする可能性がある場合は、
途中解約して別の機種に変更しやすいレンタル複合機の利用も検討すると良いでしょう。