業務用コピー機(複合機)には様々なメーカーや機種がありますが、
同じメーカーの同じシリーズでもグレードやスペックの違いがあるのをご存知ですか?
業務用コピー機(複合機)なんてどれも同じじゃないの?と思う方がほとんどだと思います。
では、どんな違いがあるのかと言うと、印刷速度と耐久性に違いがあります。
印刷速度とはA4用紙をコピーするときに、1分間で何枚コピーすることが可能かということです。
一般的な企業のコピー機(複合機)では1分間に25枚ほどですが、
印刷の枚数が多い会社だと1分間に40枚や60枚の印刷が可能な機械を使っています。
また、印刷枚数が多いほどコピー機(複合機)に負担がかかるので、印刷速度が速い機種ほど機械の耐久性が高くなっています。
機種によって印刷速度は様々です。
そのため、どの程度の印刷速度のコピー機(複合機)が必要なのかわからない企業も多いと思います。
1分間25枚印刷できるコピー機と1分間60枚印刷できるコピー機では本体価格は100万以上変わってきます。
この記事では日々の仕事でのコピー機(複合機)の使い方からどの程度の印刷速度のコピー機が必要なのかを解説していきます。
適切な印刷速度の複合機を使わないとどのようなことが起こるのか
仕事の効率が落ちる
日々の印刷枚数が多い企業が印刷速度の遅いコピー機(複合機)を利用すると、印刷が終わるまで時間がかかり、非効率です。
また、従業員が多く、コピー機を使うタイミングが重なってしまうと、待ち時間も長くなってしまいます。
一度で大量に印刷するようなことがあれば印刷速度が速い機種がおすすめです。
印刷速度が速いものと遅いものでは2倍以上速度が違うこともあります。
そのため大量に印刷をしても、終わるまでの時間に大きな差が発生します。
⇒印刷速度を簡単比較!3つの基準と2つの単位(ipm, ppm)
耐久性の問題
コピー機(複合機)は印刷速度が速い機種は部品の耐久性が高くなっています。
印刷速度が遅いコピー機で、そのコピー機に見合わない使い方をしてしまうと、部品の劣化などにより故障などが増えてしまいます。
なので、毎月の印刷枚数や使い方に合った適正の印刷速度のコピー機(複合機)を使うことで故障のリスクも少なくなります。
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リース料金が見合わない
こちらのケースは日々の印刷枚数が少ないのに印刷速度の速いコピー機(複合機)を使っている場合です。
さきほどの耐久性の部分でも触れましたが、印刷速度の速い機械ほど丈夫な部品を使っています。
そのため機械本体の金額が高くなってしまいます。
RICOHのコピー機を例に出すと、印刷速度が毎分20枚の機種の本体代金が約95万円なのに対して、
毎分80枚の印刷が可能な機種の本体代金はや約410万円です。
このように印刷速度によってこんなにも機械代金に差が出てしまいます。
当然、毎月支払うリース料金も高くなってしまうので、
必要以上に高いグレードのコピー機(複合機)では毎月掛かる費用がムダになってしまうので注意が必要です。
毎月の印刷枚数にあわせて適正なコピー機(複合機)選びをする事が重要です。
⇒適正なコピー機の選び方!コピー機の印刷速度はどのくらいがおすすめ?
どれぐらいの印刷速度のコピー機が適正?
コピー機(複合機)を選ぶときに重要なのが、1ヶ月あたりの印刷枚数です。
1ヶ月あたりの印刷枚数が3000枚以下なら25枚/分程度の印刷速度のコピー機(複合機)で申し分ないです。
ほとんどの企業は25枚/分程度のコピー機で問題ないと思います。
1ヶ月で3000枚以上印刷するようでしたら、印刷速度が30〜40枚/分のコピー機(複合機)が必要になります。
印刷枚数が1ヶ月で3000枚以下でも、
一度に大量に印刷することが多い場合は印刷速度の速いものを選ぶことを検討しても良いかと思います。
現在、業務用のコピー機(複合機)を使っている方は、コピー機の本体に書かれている機種名(型番)をみてください。
・RICOH IM C2500→20枚/分
・SHARP MX-3631→36枚/分
・京セラ TASKalfa 4053→40枚/分
このように機種名の数字の部分の一部が印刷速度を表しています。
現在使っているコピー機(複合機)の印刷速度がわかった場合は、その印刷速度でストレスを感じることはありませんか?
なければ問題ありませんが、ストレスに感じることがあるようでしたら、印刷速度が速いものに変えた方が良いと思います。
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まとめ
この記事ではコピー機(複合機)の印刷速度について解説しました。
機種によって印刷速度はさまざまで、
使い方に合ったコピー機(複合機)でないと業務の効率が低下してしまったり、使い続けることでコピー機の劣化が早まってしまいます。
印刷速度が速い機種ほど、耐久性が高く、壊れにくいです。
印刷速度が遅い機種で毎日大量に印刷するような使い方をしていると、部品の劣化が早くなり、故障しやすくなります。
保守契約を結んでいても、コピー機(複合機)の調子が悪くなるたびにメーカーや保守会社に連絡をし、
改善されるまでコピー機が使えないという事も考えられます。
そうなると結果的に業務が止まり、仕事が進まなくなってしまいます。
1ヶ月あたりの印刷枚数から適切な印刷速度がわかります。
3,000枚以下だったら印刷速度が25枚/分程度の機種。
5,000枚程度だったら30〜40枚/分の機種。
8,000枚以上だったら40枚機以上を選ぶようにしましょう。
現在業務用のコピー機(複合機)を使っていれば、機種名(型番)から印刷速度がわかるので、そちらを参考に選ぶことができます。
印刷速度が速い機種ほどコピー機本体の値段が高くなるので、毎月のリース料金も高額になってしまいます。
コピー機(複合機)を選ぶときには、適切な印刷速度のものを選ばないとデメリットがとても多いので注意が必要です。
これからコピー機(複合機)の導入を検討している方はコピー機メーカーや販売店に相談して、適正な機種を選ぶようにしましょう。
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